2017年12月25日月曜日

めぐみ館通信 2017年12月21日 第90号

 クリスマスを共に迎える喜びを感じながら

1221_me01 今学期の終業を無事迎えることができました。生徒たちは、冬休みの帰宅を待ちかねていました。11月から「のぞみ寮クリスマス」に向けて1,2年生はそれぞれに準備を進めていました。4期定期テスト終了後は、「のぞみ寮クリスマス」当日までの日々をあわただしく過ごしながらも、それぞれが関わりを深め合いながら準備をしていました。
 1年生は、友愛館の飾りつけに取り組みました。例年であれば各館でテーマを決めて取り組むのですが、今回は、「館の枠を超えて、50回生の寮生で全体の飾りつけにも取り組みたい」と大きなチャレンジがありました。もちろん、初めてのことですので“山あり谷あり”の連続でした。壁にぶつかり、涙することもありましたが。けれども投げ出さずに、ひとり一人がいたわり、関わりながら準備を手際よく進める姿は頼もしさにあふれていました。2年生は、各委員会の責任を担いながら仕事に励んでいました。一つ一つのことをやり遂げていく中で、表情にも自信があふれてくることを感じました。3年生は、1,2年生を温かく見守ってくれました。先輩の温かいまなざし、励ましは、大きな力になったと思います。
 小さな出来事さえも、にぎやかにやり取りすることが出来ることは、幸せなことなのだなと感じます。当たり前のことを共に行えることの喜びが彼女達との関わりの中にあります。寮生活の中で築かれていく関わりの積み重ねをひとり一人感じながら、心豊かに過ごせるようにと願うばかりです。年明けの生活を楽しみにしています。いってらっしゃい。(小菅)

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礼拝のお話

「本当に愚かなのは…」  2年 O.M

 突然ですが、皆さんは「アホウドリ」を知っていますか?実際に見たことがなくても、図鑑などで見たことがある人は多いと思います。そして「アホウドリ」は本当に“あほ”だと思いますか?このことについて私の大好きなテレビ番組で放映されたものを観たことがあります。「アホウドリ」は大型の海鳥で、“クロアホウドリ”“ロイヤルアホウドリ”“ワタリアホウドリ”と数種類います。「アホウドリ」の“アホ”とは“阿呆”という漢字の通り、愚かなことを意味する“アホ”からきています。また海外でも“とんま”という意味の“gooney”と呼ばれ、愚かな鳥とされています。英名は「アルバトロス」といいます。
 アホウドリは「アホ」かどうかの前に、「アホウドリ」の素晴らしいところを紹介したいと思います。1つ目は“飛翔能力”です。鳥の中でもNo.1と言われ、グライダーのような細く長い翼で風をとらえることが上手です。この飛び方を帆翔(はんしょう)といい、体力を使うことなく24時間以上一度も着地せずに飛ぶことができます。2つ目は“一途な愛”です。一度自分のパートナーを見つけたら、その相手が死ぬまで夫婦関係を維持します。英名「アルバトロス」を辞書で引くと「絶えざる心の重圧、苦労のもと、足手まとい、障害」と出てきます。これを見て「酷い、どうしてこんな名前をつけたのだろう」とせつなくなりました。
 でも「アホウドリ」」はほんとに“アホ”か?その答えは、「本当にアホ」なんです。その理由は、“全く警戒心がない”からで、実際にロケに行ったスタッフが船の近くに来たアホウドリを網で簡単にすくって捕まえていました。「簡単につかまる阿呆な鳥」から「アホウドリ」と名前を付けられたようです。
 ですがその習性を利用し、人間は羽毛採取のため「アホウドリ」」を乱獲しました。それによりまたたく間に激減してしまい、現在は国際的に保護されています。それでも数は減っています。漁業で使う延縄や海に漂う人間が流したプラスチックごみを親鳥がえさと間違え、ひなに与え死んでしまうことが原因です。
 先日、リサイクル委員会企画の海岸のごみ拾いは、雨で中止になってしましましたが、どれほどのごみがあるのか見てみたかったです。危険物があるかもしれないので触らないようにと注意があるほど様々なものが流れてきていると思うと、そのごみを流し、生物(いきもの)を絶滅の危機にさらしてしまう人間のほうが「アホウドリ」よりもよっぽど愚かではないかと思います。
 寮では、しっかり分別してごみを捨てることができていますが、無駄なごみは出していませんか?ごみを出す前にそれが本当に必要なものか考えて買っていますか?
 今日のお話を聞いて「アホウドリ」はこんな名前だけれど、すごいところもあって、お人好しで、かわいいなと思ってもらえたらうれしいです。

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2017年12月18日月曜日

今週ののぞみ寮 第52号

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0052_07 「今年も寮クリスマスでクッキーを作ります。手伝ってくださる方は、友愛館に集まってください!エプロンや三角巾のある人は持ってきてください!」と各館で食事委員が告知をしました。そして集まってくれたのは30人を超えるボランティア達。しかも、今回が初めてだったのではないかと思います。男子までもがエプロンと三角巾の完璧な姿で登場してくれました。びっくり!「ステキ~!」と小菅先生と私からの黄色い声が飛びました(笑)。
 出来たクッキーは1000枚を超えます。250人分ですから。一枚一枚型抜きをして、トッピングをして、絵柄を入れて……となかなかの手間なのです。しかしそこはのぞみ寮生のすごいところ!型を抜くのも、生地をのばすのも、絵柄を入れるのも何もかもを楽しい物に変えて取り組んでくれていました。
 「困ってるの?手伝おうか?」といつでも、どんなときでも助けてくれるのぞみ寮生。仲間との支え合いの毎日で育まれていくのでしょう。本当、ステキです!

 

 

 

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 今週ののぞみ寮は何といっても、寮クリスマス「寮クリ」です。寮クリのメインと言えば、1年生による会場になる友愛館の飾りつけです。しかしこの飾りつけ、毎年いろんなことがあります。「誰かが全然手伝わない」「絶対にこうした方がいいのに、聞いてくれない」などなど、クリスマスに苦しみます。そのいろんなことが、成長につながると信じてやまないのですが、今年は例年と違い、なんだかものすごくみんなが力を合わせて取り組んでいるように思われました。それも、例年と違うチャレンジがあったからに思います。
 例年は、各館に飾りつけをするスペースを与えられ、そこをその館がテーマに沿った飾りつけの構想から始まり、手掛けていきます。今年は、各館の4か所にさらにもう一か所。4館合同チームが結成されたんです。館の枠を超えた活動の効果は抜群。互いの館が力を合わせているその雰囲気が、会場を包み、どこのブースも和気あいあいと力を合わせて取り組んでいる様子でした。
 それでも、いつも通りの光景も見られました。隣のブースの出来上がるのをチラチラ見ながら、「あ、勝った」「ヤバ、○○館のすごい!!」とか、チラチラ見ているその表情からは、色んな心の声が聞こえてきました。一番残念なのは、この飾りつけもあと数日・・・。いつまでもクリスマスでいるわけ行かないので、元に戻さなくてはならないんです。あんなに時間をかけたのに、戻すのは一瞬です。ちょっと寂しい気はしますが、それ以上に得たものは大きいんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

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 寮クリスマスは3部で構成されます。ディナータイム、クリスマス礼拝、お楽しみ会。今年はどれをとっても非常にクオリティーの高いものになりました。
 まずは、やっぱりこれがメインでしょうか。でぃなーです。クリスマスと言えば、やっぱチキンです。多くの寮生が手をべとべとにしながら、チキンを食べていました。お手拭きを用意しとけばよかったと、今思いつきましたが、チキンを食べてキチンと手を洗いました。ゲストから1名、寮生から2名にスピーチをしてもらいましたが、そのスピーチが良かった。これはのぞみ通信に掲載するつもりです。チキンのほかに、ポテトフライにカナッペ、サラダにドライカレー。調理してくれた方たちは本当に大変だったと思いますが、寮生のリクエストにすべて答えてくれました。これにはお腹だけでなく、胸もいっぱいです。とにかく大満足。
 次に礼拝。今年は講師にのぞみ寮から一番近い教会の新潟北教会の会員であり、サックス奏者ですっごく有名なゲームの作曲なども手掛けた日比野さんを招きました。何よりも、こんなに近くにこんなにすごい人がいたなんて・・・。それが寮生の一番の感想です。日比野さんは、ご自身のこれまでの歩みを、サックス演奏とプロの歌手である奥様の歌と共に証してくださいました。心を震わせられるそんな、講演でした。
 最後のお楽しみ会も、大盛り上がり。ここ近年の中では一番、見ていても楽しいものでした。特に司会を担当したYさん。彼女は与えられた才能を、あの場で存分に発揮してくれました。ただただ「すごい・・・」この一言に尽きます。お楽しみ会は行事委員が担当しますが、彼らも本当にいろんなことがありました。しかし、それを乗り越えたからこそのあの会だったと思います。
 大成功に終わった寮クリスマス。一人一人の働きがあったからこそだと思います。いろいろあった分、変化と成長があったと信じてなりません。