2015年11月2日月曜日

光風館通信 第461号(11月1日)

< 光風館へようこそ!!〜寮体験プログラム〜 >

 10月25日(日)〜30日(金)まで“寮体験プログラム”が行われました。通学生に約1週間だけ寮生活を体験してもらうというプログラムです。同じ学校に通っているけど、寮生はどんな生活をしているのか興味を持った通学生が申し込んで来てくれました。今回は多くの申し込みがありました。大望館は寮体験参加者1名で定員に満たしてしまったので、光風館に5名もの参加者が来てくれました。全員の感想文を記載しています。寮生活の魅力も君たち光風生の魅力も感じてもらえたようで、心から嬉しいです。感謝!(片岡)

 

『驚きと笑顔に満ち溢れた寮生活』    1年K.J(新潟市西区)

 私が寮体験で最初に考えていたことは、寮とはどういう場所なのか、どういった人々が暮らしているのかということであった。と、いうのもこの考えが出たのは、太田俊雄初代校長の古いラジオを聴いたからだ。太田校長は全寮制の学校にしたいと言っていた。

 そして、この寮体験で気付いたことはこういったことだ。一つ目は自分のことをみんな自分でやること。掃除も食器洗いも洗濯も…。私が考えるに、それが自立心を育てていると思う。二つ目は笑顔に溢れていること。私はこの寮で暮らした1週間はとても楽しかった。夜の自由時間のテンション、全裸でお風呂へゴー、そして同年代の友との交わり、どの点を取っても笑顔になるのがわかる。

 この寮での1週間は驚きと笑顔に満ち溢れていた。これらのことも含め、太田俊雄初代校長の考えが少しわかった気がする。そして、この経験を踏まえて、これからの学校生活も頑張りたい。

 

『親の大切さと寮生の心の温かさ』      1年K.I(新潟市西区)

 僕が寮体験で驚いたこと、学んだことは二つあります。一つ目は自立することです。寮に入ると、自分のことは自分でやらないといけません。今まで親にやってもらった洗濯やアイロンを寮に入ってから全て自分でやると、親の大切さがわかりました。二つ目は寮生の心の温かさです。最初、寮に来て一日目の僕は不安で仕方なかったです。だけど、いきなり僕に話しかけてくれる人や一緒にご飯を食べてくれる人がいて、とても嬉しかったです。何もわからない僕に優しく先輩が挨拶してくれたことも心に残っています。たった5泊6日でしたが、寮生とは仲良くなれたと思います。僕は寮体験で得たものを今後の学校生活に活かしていきたいと思います。今まで親にやってもらっていたことは自分でやりたいと思います。また、寮体験で知り合った先輩や友達とは、これから学校で会ったら自分から挨拶したり、自分から話しかけたりしたいと思います。

 

『楽しい想い出と充実した1週間』     1年T.S(新潟市北区)

 僕が寮体験で一番印象に残っていることは、声楽部の先輩たちとお風呂で一緒に合唱曲を歌ったことです。お風呂で一緒に歌ったのは、声楽部合宿以来だったので、楽しかったです。もう一つは、同学年の話したことのない人と喋ったことです。そのほかにも、寮のルールや先輩との上下関係など、大変なこともたくさんありました。それでも、同学年の友達や先輩たちと一緒にいることがとても楽しくて、この1週間がとても長く感じるくらい充実していました。寮生とも仲が少し深まった気がします。この寮体験を学校生活、そして家での生活に活かしていきたいです。1週間、ありがとうございました。そして、お世話になりました。

 

『狭い世界から広い世界へ』          1年I.H(村上市)

 私が寮体験を通して感じたことは、寮のチームワークの凄さです。私自身、父から「寮生活は縦社会。寮の規律は厳しい」と聞いていました。実際厳しかったけれど、寮の先輩と同学年の友達に助けてもらい、有意義な時間を送ることが出来ました。先輩たちが優しかったおかげでとても気楽に寮生活を送ることが出来て、とても良かったです。

 次に、寮にはいろいろな人がいて、狭い世界にいた自分を広い世界に追い出してくれたような気がしています。学校自体も“自分探し”と言っているように、寮では学校とはまた違う自分を探せたような気がします。

 最後になりますが、私は寮体験をして良かったと思いました。なぜなら、たくさんの先輩にいろいろなことを教わって、良い意味で自分を鍛えられたと思ったからです。ありがとうございました。

 

『喜怒哀楽がしっかり表現されている場所』  2年S.J(新潟市北区)

 私が寮体験プログラムに参加させていただいた理由は、寮はどんな生活をして、どういうものなのかを知り、見たかったからです。私が実際に寮体験に参加して、生活リズムが自然と良くなると思いました。この時間はこれと言った時間の区切りがあるので、生活リズムが崩れている私にとっては、とても新鮮でした。また、先輩方に会ったら挨拶をするので、社会人になり社会に出ても通じると思いました。それに喜怒哀楽がしっかり表現されている場所だと感じました。時に厳しく、時に優しく、時に楽しくなどがあり、ケジメがつくと感じました。共に笑い合い、共に喜ぶということの幸せさを感じられました。今まで話したことのない方とも話せたし、とても良い出会いの場に行かせていただけて、とても感謝しています。関わらせていただいたみなさん、本当にありがとうございました。

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