2016年10月12日水曜日

大望館通信 2016年10月11日 第249号

<世代交代の時期を迎え>
 10月に入り「世代交代」と呼ばれる、3年から2年に委員会の引き継ぎが行われました。3年生のこの1年間の働きに心から感謝です。それぞれの委員会で責任を持って与えられた役割を全うしてくれたからこそ、今の大望館があります。これで委員会としては引退という形になりますが、これまでの働きに胸を張ってください。そして今後は、卒業の時まで最上級生としての自覚と責任を持って、下級生をサポートしながら、大望館を支えていってください。
 2年生が本格的に寮運営を任されてからまだ2週間ほどしか経っていませんが、まだ様子見というか、仕事の流れを掴んでいる時期のように見えます。この1年間、君たちの働きぶりや判断が大望館全体の方針となり、寮生活に向かう姿勢が全体の雰囲気になります。これからどんどんやりたい事にチャレンジをしていってください。
 「継続は力なり」という言葉があるように、何か物事を始めるのは大切ですが、それを継続してやり続けることもとても大切です。すぐに結果が出ないからとあきらめるのではなく、自分がみんなのために、そして大望館のためにと始めたことは、辛抱強く、近くの仲間と協力しながらやり続けてほしいと思います。最初はめんどくさいと思われるような事でも、そこに明確な意図を持って行う事は、必ずいつかは理解してもらえると信じています。そういう行動は私も全力で応援していきますので、失敗を恐れずに、言葉と行動でみんなに示していってほしいと思います。今後の2年生の働きに期待しています。
 1年生は直接寮運営に関わるという事は少ないかもしれませんが、3年生、そしてこれからの2年生の働きや寮生活を見ながら、自分にできる事を考え、これまで以上に積極的な寮生活をしてほしいと思います。まずは、寮クリスマスでみんながどんなチームワークを発揮するか楽しみにしています。(堀越)

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<テスト週間>
 第3定期テストが始まりました。大望館では毎回のことながら、テスト期間はとても勉強します。夜遅くまで勉強したり、最近は朝早くに勉強する人も増えてきました。勉強はすればするほど結果がついてきますし、自信にもつながります。張り合う仲間、教えてくれる友人など、寮生の強みを発揮して、この勉強しなければいけないという雰囲気に乗っていってください。
 今週はテストが終われば秋休みとなりますが、無茶はせず、体調管理に気を付けて、無理のない学習計画で進めてほしいと思います。
 一夜漬けはやめましょう。(堀越)

47回生 修養会から①

47回生 修養会から②

47回生 修養会から③

48回生で入浴剤作り

焼き鳥の会

夜食の会

 

 

 

 

<礼拝のお話>

「愛するということ」      N.J (3年)千葉県市原市出身
  みなさんは、何かを『愛する』ことができていますか。『愛する』という言葉を辞書で調べてみると、「心がひきつけられ、慕う、いつくしみ、かわいがる、大切に思う」とあります。ここまで聞くと、それくらいできるよと思う人もいるかと思います。
 ところが、先日の新潟教会での小説教の中で、「人を愛するということは、その人の良さを見つけ出すことだ。」と聞きました。この言葉を聞いた時、僕は非常に驚き、そして深く共感しました。
 この話を踏まえて今まで自分が何を愛してきたかを振り返ってみました。家族、友人、音楽などたくさん思いつくことができましたが、こんなにもいろんなものを愛してきたという事実にも驚きました。何かを愛するというのは、それにかけがえのないものがあるからであり、そしてそれは自分に大きな影響を与えてくれるものだと思います。またそれを失った時のショックや悲しみも非常に大きいと思います。
 私たちは神様に選ばれ、愛されて生まれてきたと僕は思っています。この世に存在するものには必ず何かしらの良さがあります。人間も同じで欠点だらけに見える人でも、必ず良さを持っているはずです。周りの人の良さを改めて考えて、見つけて、愛することができれば、きっと新しい何かが見えてくると思います。