2016年10月24日月曜日

今週ののぞみ寮 第3号

0003_01 寮生にとって、毎日の食事は毎回楽しみです。朝食は7時から、夕食は18時から友愛館で摂りますが、勉強に疲れて帰ってきても、部活でヘトへトになっていても、友愛館から漂ってくる食事の匂いにパワーをもらうのは、寮生も寮務教師も同じです。
 毎月一回、郷土料理の夕食の日があります。日本全国から集ってくる寮生のために、毎月ご当地の食事が用意される郷土料理の日。みんなのテンションが一気に上昇するのは間違いありません。今月は10月19日(水)がその日でした。栃木県の郷土料理。足利ポテト焼きそばに宇都宮餃子、かんぴょうのお吸い物に銘菓。「オレ、このメニューだったら毎日でいいです!」と口にした光風館生に強く!同意した夕食となりました。
 おいしかったです!ごちそうさまでした!!

 

 

 

 

 

0003_020003_030003_040003_05

 民族大移動。ついそんな風に表現したくなります、今年度2回目の部屋替えが全館で行われました。今回の部屋替えは1・2年生のみ。3年生は受験準備のため、6月の部屋替え以降卒業まで同じお部屋で過ごします。さてさて、その部屋替え。突撃取材に出かけ、笑い転げてしまいました。部屋替え、それはまるでスポーツでした。2階から4階へ、4階から2階へ等、縦横無尽に大きな荷物を持てるだけ抱えて汗だくで移動しまくる寮生。開始時はパーカー着込んでいたはずなのに、次に見た時には真っ赤な顔して汗ダラダラで半そで姿。それを見て「アハハ!」と笑う私に笑顔で「ひど~い!」と返す寮生たち。かわいい!
 0003_06そしてそこにはステキな光景も山盛りでした。自分より大きな荷物を抱えている人がやってきたら、サッと道を譲ります。「ぐぉ!」と叫び声(?)が聞こえたら、自分の荷物はそっちのけで「どうした!?」「大丈夫!?」と大きな荷物と格闘している仲間に助けの手を差し伸べます。そして自分の荷物移動が終わったら、とっても自然に、本当に普通に、仲間の荷物移動を手伝います。だから、まだ引っ越ししている人がいるのにお部屋でくつろいでいる人がいる……なんて状況は皆無なのです。これって本当にステキ。本当に優しい。仲間と暮らす毎日で、こんなことが当たり前になるなんて、素晴らしいなぁ、と思わされたひと時でもありました。

0003_070003_08

 

 

 

 

 

0003_09 平日午後8時。ただ今自習時間中ですが、この時間に各委員会が集まり、話し合います。この日は食事委員会を開きました。新体制をはじめるにあたって、食事委員の「テーマ」決めております。ついでに、毎日の食事の当番表を作成しました。毎日の食事当番の割り当ては彼らに委ねられています。各館に均等に当番が割り当てられるよう、神経を使いながら』作成してくれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0003_10 「本日友愛館で有志によるボランティアを募集しています。暇な人はご褒美はありませんが、手伝ってください」という急な呼びかけにすぐに集まって、楽しそうに発送物を封筒詰めしてくれた、寮生達です。毎回同じメンバーという訳でなく、色んな生徒が気の向くままに集まってくれ、進んで面倒な作業を手伝ってくれます。これでもし、ご褒美を用意していたら大変です。いっぱい集まり過ぎて、困るぐらいになってしまうからです。こんな寮生達がいっぱいいるのが、のぞみ寮です。

 

0003_110003_12