2017年12月4日月曜日

今週ののぞみ寮 第50号

 新リサイクル委員、始動!!とうことで、一発目の企画をしてくれました。その名も「GOMIHIROI(ゴミ拾い)」です。寮生達が散歩に訪れることのある太夫浜の海に、いっぱいゴミが落ちていることに気がついたリサイクル委員達。寮生にとってこの海は憩いの場所です。仲間と共に釣りに来て楽しんだり、「バカヤロ~!」なんて叫んで青春を楽しんでみたり、敬和体操の練習をしに来たことだってありました。寮生だったら一度は必ず訪れ、お世話になるこの海にゴミがいっぱいなんて!!このまま見逃すわけにはいかない!と立ち上がってくれたのです。「よし!やろう!!」と発起してから、漁協へご挨拶と打ち合わせに伺ったり、市役所の担当の方とやり取りしたり、必要な道具をそろえたり、寮生へ呼びかけボランティア募集してくれたりと動き回ってくれました。すごいです。

0050_01 11月23日祝日の朝が予定日でした。雨天の場合中止、インフルエンザ発症者がいた場合も中止との条件の中、「晴れますように!」と祈っていたメンバー達でしたが、予報は雨。それも大雨。降水確率90%。それでも「明日、晴れますように!」と祈るメンバー達。当日は予報通りの大雨で、泣く泣く中止となってしまいましたが、来年、暖かくなってきたらまたやろう!と新たな決意を固めていました。なんとも頼もしい人達です。その人達の後ろでリサイクル委員担当の小林先生が一言。「私、雨女なんです。何かするって言ったら、いっつも雨なんですよね……。」と。。。「おい~!」とみんなで突っ込みながら、爆笑が起こったのは言うまでもありません。
 それにしても彼らの企画力と実行力、そして志は大したものです!次回の取り組みを楽しみにしています!

 

 

 

0050_02 0050_03 0050_04 0050_05 0050_06 0050_07

 12月3日(日)、アドベントに入りました。のぞみ寮の全体礼拝にはクランツが用意され、一本のろうそくに灯がともりました。いつもなら前奏が終わると起立して賛美歌ですが、このときは前奏後友愛館の電気が消され、礼拝委員のSさんがクランツのろうそくに火をともしてくれました。電気が消されたとき、「何が起こるの!?」とざわついた寮生達。クランツに火がともされると、どこからともなく拍手が起こり、そしてだんだんと静まっていきました。

 このクランツ、寮生有志による手作りです。昨年の卒業生Uくんのお母さんがお花にとっても詳しく、作るなら教えてあげるよ!と来てくださり、作成に力を貸してくださいました。このクランツの材料は全て敬和のキャンパスにあるものです。柊の葉っぱも、松ぼっくりも何もかも。それを集めるところから始め、楽しみながら作ってくれました。過去最高にステキなクランツ。今年ののぞみ寮のアドベントもクリスマス礼拝も、ステキな手作りクランツのおかげで一段と素晴らしいものになりそうな予感がします。