2018年11月15日木曜日

めぐみ館通信 2018年11月11日 第108号

恵みの礼拝の時

 それは、小さなアクシデントから始まりました。先日のインフルエンザの予防接種の日の出来事です。4館順番に接種が始まりましたが、最後のめぐみ館の番になりワクチンが足りなくなってしまいました。クリニックの方がワクチンを病院まで取りに行くことになりました。その日の礼拝は、前日のうちに、8時からスタートすることに決めており、その後に1.2年生ミーティングも予定されていました。それぞれにやるべき課題等もあり、時間が遅れ遅れになることは、仕方ないとは思いつつも、その日は、いつも以上に臨機応変に動かなくてはいけない日でもありました。予定していることは、余計に遅れ遅れになってしまうことが安易にわかりました。「ここで礼拝することにしない?」誰かれということなく、そんな声があがりました。周りも賛同。テキパキと指示。森口先生は、讃美歌プレイヤーをさっと寮本部からもってきて下さり、あっという間に保健室での礼拝の準備が整いました。めぐみ館に残っていた生徒も放送によって保健室に次々にやってきました。接種してくださっていた学校医の山口先生、看護師さん、佐柄先生、スクールバスの川崎さん、その日めぐみ館の礼拝に出席予定だった寮長先生も礼拝に出席してくださり、保健室での礼拝が始まりました。

 讃美の歌声が保健室を温かく包みこんでいくことが、じわじわと伝わってきます。その日は、寮体験の二人がお話をしましたが、元気をもらえるメッセージを語ってくれました。山口先生からも温かい、心のこもったメッセージがありました。(寮体験の生徒さんのメッセージは次回に掲載したいと思います。)皆の表情を見渡しながら、胸があつくなってきました。なんて幸せな時なんだと……。

 保健室での礼拝。後にも先にも最初で最後の経験だったと思います。あの時胸が温かくなったのは、幸せだなと感じることが出来たのは、心も、生活も一緒に感じ合いながら過ごしている大好きなめぐみ館の子たちと一緒だったからこそイレギュラーな時をワクワク感も味わいながら、感じることが出来きたのだと思います。神様が準備してくださる恵みの時を感謝しながら、当たり前の日々の中にあるめぐみに気づける私でありたいと感じています。(小菅)

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寮体験生を迎えて ~11月2日~9日まで、寮体験で4名の通学生を迎えました。~

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◇◆◇女子寮 みぎわ館・めぐみ館合同 寮体験生歓迎ハロウィンイベント◇◆◇

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