2020年11月9日月曜日

光風 134号「1年生どうでした?」

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 7日土曜日はオープンスクールがありました。友愛館の準備と復旧作業、またまた光風館1年生が頂きました。こうやってみんなでやる作業はチーム作りにはもってこいなんです。こんないい機会はありません。しかも今回は光風館がさらりと持って行ったので、他の館はどこも名乗りを上げなかったんです。こういう作業を見ていると、この学年のチームがどう育っているかが本当によく分かります。前回、9月の作業から比べると、変化は大きかったです。前回は何をするべきか一つ一つ指示して、その指示を待っている光風館生が多かったのですが、今回ははじめに完成図をイメージさせると後はほとんど指示することなく、次に何をするべきか全員がイメージできていてテキパキと一人残らず動けていました。やっぱりこういうチャンスを大事にしないといけないんですよ。他の館の先生達ごめんなさいね、独り占めならぬ一館占めして……。

 そして彼らが何よりも喜んだのが、思いがけないご褒美です。オープンスクールに来てくださった方たちにおみやげとして渡した、手作りのマフィンとクッキー。栄養士の五十嵐さんをはじめ厨房の方たちが作ったものです。私も一つ頂きましたが、商売ができる質の高さのものです。めちゃくちゃおいしい。念のためにと多めに作ってあったので、余ったものを寮生に配ろうとしたんですが、それでは数が足りません。ということで、光風館1年生に、お礼代わりに好きなだけ持って行けと食べてもらうことにしたのです。好きなだけ持って行けと言われて残すわけなく、両手いっぱいポッケぱんぱんにして持って帰りました。

 最後にうれしいのは新ブロック長のK礼武君は私がこうした機会を大事にしていることをよく分かっているので、「1年生どうでした?」と確認し、誰一人としてイヤな顔せず、積極的に働いたことを伝えると、彼も満足げな顔をしていたことです。そうです、先輩達が何気ない日常で、色んな背中を見せているからこその変化と成長なんです。それに満足する先輩の姿が頼もしくてなりません。