2017年4月14日金曜日

光風館通信 2017年4月12日 第488号

< 2017年度スタート!!光風館へようこそ!! >

 今年度、光風館は新入生として50回生13名を迎えて、48名でスタートしました。新年度がスタートして1週間経っていますが、どんな心境でしょうか?48・49回生は「今年は○○を頑張ろう!!」と意気込んでいたり、「先輩としてうまくやっていけるかなぁ」と心配になっていたりするかもしれません。それぞれに期待や不安を抱えているだろうけど、日々の新しい出会いがきっと自分自身を成長させてくれると私は信じています。
 実際、新年度になってからグッと先輩の表情になっている人がたくさんいると感じます。これからの活躍やどんな表情を見せてくれるか、心から楽しみにしています。
 そして、50回生のみんな、光風館へようこそ!! 光風生は50回生の入寮を心待ちにしていました。昨年度末に「どんな新入生が来るのか!?」とそわそわしながら、部屋割発表で大盛り上がりしていたり、新入生名簿を見て「この子を○○部に勧誘しよう!!」とやる気満々だったりしました。50回生のみんなは、どんな気持ちで入寮してきましたか?「寮生活、めっちゃ楽しみ!!充実した3年間を送りたい!!」と期待いっぱいの人もいるだろうし、「本当は寮生活イヤだけど、親が勧めてくるから……」という人もいるかもしれません。でも、そのひとり一人との新しい出会いを心から楽しみにしている先輩がここにいます。どんな小さいことでもいいから心配になったら、先輩を頼ってみてください。必ずキミの力になってくれる、頼れる優しい男たちです。
 この1年、いろんなことがあることでしょう。人間関係でうまくいかないことだってあるし、学校行事・寮行事で役割を任され、余裕が無くなることだってあります。でも、そんなつらい・しんどい・苦しい時にこそ、周りにいる仲間・先輩・教師を頼ってください。きっと自分の気持ちを聴き、寄り添ってくれるはずです。そして、日々の新しい出会いを大切にして、お互いを支え合う関係がやがて“信頼出来る仲間”であることを実感することでしょう。そういう信頼関係をこの寮生活で築いてほしいと願っています。(片岡)

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< 最高の笑顔 >

「自分が入寮してきた1・2年前の気持ちを思い出してほしい。期待よりも不安や緊張のほうが大きかったのでは?その時、先輩からなんて声を掛けてもらえたら嬉しかっただろうか?そしたら、自分がどういう先輩になりたいか、新入生へどういうふうに声を掛けてあげられるか、わかってくるはず。そして、何よりも最高の笑顔で新入生を迎えなさい。」
 これは毎年、新入生を迎える直前に私から先輩となる光風生へ伝えている言葉です。写真を見てわかるように、期待以上の“最高の笑顔”で迎えてくれた、頼れる優しい男たちに心から感謝します!!この1年でどんな光風館になるか、楽しみです!!(片岡)

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< 礼拝のお話 >

「こんなに濃い3年間はどこでも味わえない」 S.R(3年・神奈川県綾瀬市出身)
 1年生は入寮して6日が経ち、学校や寮も少しずつ慣れてきた頃でしょうか?友達は出来ましたか?かわいい女の子は見つかりましたか?また、思い描いていた高校生活が送れていますか?きっと僕を含めた多くの人が理想と現実の違いにガッカリしたはずです。僕の理想は、昼休みに学校を抜け出してコンビニに行ったり、放課後はファミレスにたむろしたりして、夜はカラオケに行くみたいなことを思い描いていました。しかし、現実はそれとは正反対のもので昼休みにコンビニに行くと授業に間に合わないし、ファミレスやカラオケは近くにありません。僕らは地元の高校に通っている友達に比べて、明らかに不自由な生活をしています。だけど、その人たちと比べて明らかに濃い高校生活を送っていると思います。なぜなら僕たちは24時間、友人と共に生活しているからです。常に近くに人がいます。寝る時もご飯を食べる時も風呂に入る時も誰かがそばにいます。こんなに濃い3年間はどこでも味わえないはずです。しかし、物事はうまくいかないもので楽しいこと、プラスなこともつまらないこと、イヤなことがあるかもしれません。だけど、そんなマイナスな現実が理想を上回ることもあります。もし、理想と現実のギャップでつまらないと感じたとしても、とりあえずその状況を楽しんでみると数年後笑って話せる時が来ると思います。