５０回生のみなさん、ようこそみぎわ館へ！
５０回生がのぞみ寮の仲間に加わりました。みぎわ館には１５名の可愛いみぎわっ子たちが入寮してきました。これからどんな寮生活が待っているのか不安でいっぱいでしょう。当然のことです。親元を離れての生活が寂しくないわけがありません。でも、大丈夫。先輩達が支えてくれます。同じ５０回生の仲間がいます。私たち寮務教師と先輩達は、全力でみなさんのことを支えます。安心して楽しい寮生活を思い描いてください。これから３年間、共にのぞみ寮で成長していきましょう。５０回生のみぎわっ子のみなさん、宜しくお願いします。（小林）
４９回生たちは先輩に！
さて、４月２日（日）、のぞみ寮では２年生合宿が行われました。４９回生にとってはのぞみ寮で行う最初の学年合宿です。学年合宿は、３年間の寮生活の中で３回実施されますが、行われる時期によってそれぞれ目的が違います。
今回は新一年生を迎えるための合宿です。部屋の後輩が使う備品を揃えたり、クローゼットや机やベッドサイドを掃除したり、館内中をとことん綺麗にして、５０回生を迎える準備をしました。２年生と一緒に後輩を迎える準備をしていると改めて思うことがあります。昨年の自分達もこうやって迎えてもらったんだ、ということです。新３年生が自分達のために、一日早く帰寮して合宿を行い、寮生活に必要な備品を準備してくれて、Ｗelcomeボードを作って待っていてくれたんだ、ということを実感します。やっぱり先輩ってすごい！そう思える瞬間でした。１４時にみぎわホールに集合した時は、「先生、何するの～？」「そうじ～？？」なんて小言を言っていた生徒も、下駄箱に部屋の子の名前を書いて貼ったり、レターボックスの名札を書いたりする表情はなんだか楽しそうでした。１年生のために部屋の隅々まで掃除をして、気がついたら２時間も経っていました。
夕食後には２年生ミーティング。学年の横の繋がりを改めて認識するための大事な時間です。ただ話をするだけでなく、ゲームも交えながらのミーティングです。「ストロータワー」というゲームをしました。与えられた物はストローとセロハンテープだけ。３チームに分かれて、制限時間内に、どこのチームが一番高いストロータワーを作ることができるか競いました。一人ひとり好きなようにストローを組み合わせて、最後につなぎ合わせるチームもあれば、こつこつと確実に形を作って高くしていくチーム、とにかく最初に高くして、最後に支えを作るチーム。３チームそれぞれの個性が出て、見ていた私は笑いが止まりませんでいた！
ストロータワーを作る生徒達を見ていて思いました。寮生活も同じ。ストローが１本では立つことができないように、寮生活も一人では絶対にできないのです。ストローをただ高く高く組み合わせていくだけでは立たないように、寮生活でも一人で突っ走っていってしまっては後で挫けてしまう。だから「支え」が必要なのです。そして、その支えは、３チームそれぞれの方法があったように、様々な方法があります。自分達で仲間を支える方法をたくさん見い出していく必要が寮生活にはあり、そこに寮生活の楽しみがあるのだと思います。２年生と改めてそんなことを感じることができた時間となりました。
最後は「１年間の寮生活の目標」を一人ひとりたてました。昨年１年間の寮生活をしてきて見えてきた自分の課題を、２年目どう乗り越えていくか、自分自身に問いかけながら考えてもらいました。そして、ちょうど一年前に４９回生に問いかけた質問をもう一度してみました。「どんなみぎわ館がいい？」という質問です。あと半年もすれば、今度は４９回生がみぎわ館の運営を担って行きます。４９回生の２年目の歩みが楽しみです。（小林）
☆４９回生、２年生合宿の様子 ～第１部 掃除・夕食～☆
☆４９回生、２年生合宿の様子 ～第２部 ミーティング～☆
