2019年4月17日水曜日

みぎわ館 6号

《みぎわ館恒例!桜の木の下で記念撮影しました!》

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migiwa006_10 数日前から、みぎわ館ブロック長のHさんが、「恒例の桜の木の下での写真撮りしま~す!」とみんなに声を掛けてくれていました。私はワクワクしながら当日を待っていましたが、天気予報はなんと「雨」。延期になってしまうかなぁ、グレー空をバックに撮ることになるかなぁと心配も大きくありました。そして当日。朝食事は、予報通りの雨。「あ~あ」なんて思っていたのですが、食べ終わる頃には雨は何とか上がり、どんより曇り空。「あ~、グレー空の下での撮影か~。。。」なんて、ちょっとテンション低めだった私ですが、集合時間にはなんと!真っ青できれいな空が広がっていました!太陽もしっかり顔を出し、肌寒いけど超!気持ちの良いお天気に!すごい~!みぎわっ子たちって、きっとすごい晴れ女の集まりだ!と感激した撮影会となりました。

 

 

 

《礼拝のお話 3年 N.N 中国出身》

「みんながいれば、なんとでもなる!」

 私は生まれも育ちも中国です。のぞみ寮での生活が、日本で初めての生活です。入寮したばっかりの頃はカタカナが難しく、自分の名前をカタカナでは書けないほどでした。こんな私が今3年生になりました。この2年をどうやって生活してきたのかと言うと、それは先輩やみんなとの関わりや楽しい時間が私を支えてくれたからです。

 1年生の頃、同じ部屋になった先輩たちと笑い転げて落書きをいつまでもしていたことがありました。お部屋の電気を消して暗闇の中で語り合っていたこともありました。雪が降った時、初めての雪のある生活が嬉しくて、放課後帰寮してすぐにベランダに座って小さな雪だるまを作って遊んでいたことがありました。私は楽しかったのですが、そんな私を見た先輩が落ち込んでいるのかと心配し「大丈夫?」と優しく声を掛けてくれたことがありました。笑えたけど、その優しさが嬉しかったです。一緒に暮らす仲間とうまくいかない時だってもちろんありました。しょっちゅう泣いて過ごしていたAさんに私が「大丈夫?」と声を掛けても「大丈夫」としか返ってこず、変わらず一人で落ち込み続けるAさんに「何で頼ってくれないのか?」と腹が立ちました。そんな気持ちを私は日本語で頑張って手紙を書きました。その想いが通じたのか、私たちは少しずつお互いの気持ちが理解できるようになりました。

 この2年間で、語り尽せないほどたくさんの出来事がみぎわ館でありました。紹介したのは、ほんの、ほんの一部です。これらのみんなとの出来事や関わりに支えられて、私は日本語がうまくなり、みんなと心通わせ合い、いろいろあるけど、それでも笑顔で過ごせています。